壁掛け時計・置き時計 専門店クロックワールドBlog

掛け時計・置時計 専門店を運営するクロックワールドの新商品紹介・専門店ならではの掛け時計の豆知識をお伝えします。

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ドイツの時計街道

   

こんにち、輸入時計の中で腕時計と言えばスイス、掛け時計・
置き時計(クロック)と言えばドイツが有名。
もちろん英国やイタリア、フランスにもクロックのメーカーは
ありますが、心臓部のムーブメントはほとんどがドイツ製。
中心地はドイツ南部、スイス、フランスと国境を接するシュヴ
ァルツヴァルト(黒い森)地方。
この地域で最初の時計が作られた時期についてははっきりして
いませんが、1650年ごろではと推測されています。
ここにはドイツ時計産業の中心地らしく「ドイツ時計街道」と
名付けられた道路があり、風光明媚な緑あふれる田園地帯を貫
いて通っています。
この地方にはユンハンスやAMSヘルムレなどの名だたる時計
メーカーが集中し、またそれを支える部品メーカーの工場も
集中しています。
また、近代的なクォーツや電波時計だけでなく、昔から続く伝
統的な機械式のカッコー時計(鳩時計)を作り続けているメー
カーも数多くあります。
観光名所として日本の和時計をはじめ、この地域の時計の歴史
を刻む収集品を展示する時計博物館も楽しいですが、もう一つ
の目玉は世界最大のカッコー時計。
トリベルクという町からシェーンベルクに向かう途中にある、
なんと高さが15メートル以上の機械式でギネスブックにも認定
されています。
マイスター(公に認定された職人)制度を国家が定め、伝統的
な技術の伝承を図るドイツ。
旧き街並みや伝統産業が簡単に消えていく日本から見ると、古
きものを残そうとするガンコとも見える彼らの気質や制度が歴
史的尺度で見れば、正しいのではないかと思えてしまいます。

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